賃貸マンションでの楽器演奏

趣味はさまざまありますが、中でも楽器を演奏したいと考える人もいるかもしれません。しかし防音仕様のしっかりした部屋ならともかく、賃貸マンションなどではまず迷惑になってしまいます。

わざわざ引っ越すのも難しいですし、そもそも「ピアノ不可」といったような契約をしているマンションもあるでしょう。部屋を防音仕様に工夫したとしても、どうしても個人で行う防音対策には限界があります。

引っ越しもしたくない、けれど楽器の演奏をしたいと思ったときには、楽器の方を「音が出ない」ものを選べないか考えてみましょう。

例えば、ギターに関してはサイレントギターというものが存在しています。スチール弦を使用しているアコースティックギターは18%程度の音量にまで抑えられています。

ナイロン弦仕様のサイレントギターの場合、一般的なギターの音量と比べて10%にまで抑えられています。どちらも普通のギターと比べれば音は小さいですが、力をいれてしまうと当然音は出てしまいます。

他にもサイレントピアノやサイレントバイオリン、サイレントチェロ、サイレントベースなど種類はさまざまです。サイレントといっても、例えば弦を弾く音自体を防げるわけでもありませんし、全く音が出ないというわけではありません。

例えばサイレントピアノであれば、打鍵をしたときの衝撃は絶対に響いてしまいますし、ペダルを踏めば下の階に振動が伝わってしまいます。自分のできる防音対策をきちんと行った上で、常識的な範囲で収まる程度の楽器演奏を行いましょう。

また、深夜や早朝であると周りが静かなために音が届きやすくなります。例えサイレントの楽器であっても、やめておいた方が無難と言えるでしょう。

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